今は、、、2022/08/12 10:42

随分久し振りです。
何ヵ月になるのかなあ。。

世の中変わりました。
コロナ3年目、ロシアのウクライナ侵略、、、私がブログを呑気に書いていた時には考えたこともなかったようなことが次々に起きて、世の中、世界中が変わってしまいました。
そんな事は誰でもよくご存じなんでしょうが、、、この夏私の世界も大きく変化しました。

7月14日入院 団ちゃんの絶食はひと月続いています。
肺炎は回復したとはいえ、嚥下機能は戻らず、飲食の許可が出ないままの入院生活が続いています。1か月飲まず食わずの生活、高カロリーの点滴のみです。
 
7月初め、私が夏風邪をこじらせて副鼻腔炎にかかり、倦怠感と頭痛でずっとベットに。
10日、団ちゃんが買い物に行ってくれて、何だかとんでもないカツやもつ煮込みを食べるように言われました。もちろん食べられませんでした。
11日、私がまた頭痛・発熱 
ところが今度は団ちゃんも発熱!! 二人してベットに伏して食欲なし。
12日、団ちゃんの様子がどんどん悪くなるので心配。かかりつけの先生に連絡すると、「すぐに救急車呼びなさい。」 えっ!なんで?? その前にコロナのPCR検査を受けるように言われる。 どこでどうやって受ければいいの??
団ちゃんは、熱のせいか、身体が思うように動かせず、椅子に座れない、床に転んで起き上がれない、これは大変だ。
近くで検査してくれる病院に電話すると明日もう一度連絡をしてから検査できるかどうか連絡するとの事。
ところが団ちゃん13日朝は平熱に。 これではコロナの検査は受けられない。 そんなこんなしているうちに夕方、団ちゃんの熱40℃に! さすがに怖いのでロキソニン飲んで休むと36.8℃にもどり団ちゃんはいつもの様にナイターの阪神戦を最後まで見てから就寝。 
夜中にせき込みがひどくて何度も起きてるし、ベッドの横で転んでる、があって私も眠れず。
明け方、遠くで聞こえる声で目を覚ましたら、団ちゃんがリビングで倒れていました。
倒れた団ちゃんを起こすのはとんでもなく大変で、団ちゃん自身もつらそう。
もう限界だなと救急車を要請することになりました。

かかりつけの先生の指示通りに救急隊員さんに話すと、PCR検査もなしでいつもの病院へ搬送が決定。 こんなにスムーズにいくのならもっと早くお願いしたのに、PCR検査ぬきではだめなのかと思っていた私が馬鹿? でも、先生もまずはコロナの検査が先って言ったよね。
とりあえず、入院。 酸素吸入をして肺炎を治すことに集中。

お陰で8日後には平熱、肺炎は治まりました。
その間絶食 点滴による水分補給 酸素吸入のみ
1回目の嚥下検査をしましたが、お茶のようなものも呑み込めずだめ
鼻からチュウーブで胃へ栄養をと処置されましたが、団ちゃんが不快感からかチューブを拒否。 太ももの静脈から栄養補給する羽目になりました。

肺炎が良くなって身体が元気になるとお腹が減ってくる、当然の事ですよね。
痰のからみは少なくなったけれど、喉を潤すこともできない。
私が持って行った保湿クリームをなめて紛らしている・・・ 可哀そう過ぎる毎日が。



2019年9月 これからのことを考えると今しかない!と一大決心して NZへ
5週間の自分だけの時間 毎日学生になって若い学生と交じって学んだり歩き回ったり
自由を満喫して これからの私のやるべき事を覚悟して、
今を予想することはできていました。 と思います。 

7年前、団ちゃんは検査入院の末 治療法も治療薬もない遺伝子変異による病だと診断されました。 
筋強直性ジストロフィ-  

今から思うと 多分、20年くらい前、40代後半からからその症状は出始めていたと思います。
ズボンや靴下をはく時にすぐ椅子に座ってしまう、歩幅が狭く歩くのが遅い、から咳のようなものが多い、無呼吸症候群的な寝息


でもね、ついこの間まで 普通に生活していました。
6月までゴルフも何とか、ゴルフは喜んでいってました。プレーは年々ひどくなっていましたが団ちゃんは楽しんでいたと思います。
食事も普通にしてました。毎晩焼酎もいただきました。ゴホゴホいいながら、、

6月に旧知の友、そのご主人と話したときに、同い年で昔の団ちゃんを知っている彼が言いました。
「きっと、夜のベッドの中で泣いておられますよ。」
私は普段の主人の様子を話していたのですが、69歳のリタイヤ後の生活を満喫している者としては 辛く悲しい現実だったんですね。 

言われるまで、考えたこともなかったと言えば何~! 嘘じゃん!!

これまで ご近所のただ一人何でも聞いてもらえる葉子お姉さんに 何度も何度も団ちゃんの様子や愚痴や不安を話していたよねえ。
団ちゃんの様子が普通じゃないってわかっていたよね。
でも、普通に過ごしていたよね。
団ちゃんが明るくて穏やかで、病気の自覚がなくて助かっていたよね。


団ちゃんの入院生活 1か月。
次は胃ろうの決断です。